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ホーム取引入門講座 > 注文方法:取引実践編

取引入門講座

注文方法

外貨取引では注文の方法がいくつかありますが、それを説明するためにまずは取引の手法から説明しましょう。

外国為替市場は、1日24時間世界中のどこかで開いており、売買されています。24時間常に市場の動きを見張っていて売買をすることは実際には困難です。そこで以下に紹介するような注文方法を用いて取引を行います。

  1. [単一] 指値注文 さしねちゅうもん
  2. [単一] トリガ注文 (逆指値注文、ストップ注文)
  3. [単一] トリガ(指値)注文
  4. [単一] 成行注文 なりゆきちゅうもん
  5. [複合] IFD注文 イフダン注文
  6. [複合] OCO注文 オーシーオーちゅうもん
  7. [複合] IFDOCO注文 イフダンオーシーオーちゅうもん
  8. [複合] トレールトリガ注文
  9. [複合] 予約トレール注文

指値注文 さしねちゅうもん

指値注文は、指定した値段かそれより有利な値段でのみ取引が成立します。
つまり、買い指値注文であれば指定の値段以下で、売り指値注文であれば指定の値段以上で注文が成立することになります。

買い指値注文の例

指値注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、103.50以下になったら5枚買うという(例えば利益確定のための)指値注文を今週末まで有効な注文として発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]指値
[売買][トリガ価格]-
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]103.50
[数量]5枚[有効期限]週末

指値注文(結果A)

(結果A)
売り気配が103.50以下となり、買い指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては103.48など指定した値段以下の価格で成立する場合がございます。


指値注文(結果B)

(結果B)
売り気配は103.50以下とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



売り指値注文の例

指値注文

左図のように、現在の買い気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、105.50以上になったら5枚売るという(例えば利益確定のための)指値注文を今週末まで有効な注文として発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]指値
[売買][トリガ価格]-
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]105.50
[数量]5枚[有効期限]週末

指値注文(結果A)

(結果A)
買い気配が105.50以上となり、売り指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては105.53など指定した値段以上の価格で成立する場合がございます。


指値注文(結果B)

(結果B)
買い気配は105.50以上とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



トリガ注文 (逆指値注文、ストップ注文)

トリガ注文は、受け付けた時点で注文が発注されるのではなく、実勢レートの変動を観測し、実勢レートが指定した値段もしくは指定した値段より不利な価格となったら、成行注文が発注される注文方法となります。そのため、条件を満たした後に成行注文が発注されるので、その時の相場レートで値段を問わずに成立することになります。
つまり、買いトリガ注文であれば約定もしくは売り気配が指定した値段以上になった場合に、売りトリガ注文であれば約定もしくは買い気配が指定した値段以下になった場合に、成行注文が発注されて、その時のレートで成立します。

買いトリガ注文の例

トリガ注文(逆指値注文、ストップ注文)

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、買いトリガ注文として、実勢レート(買い注文の成立価格もしくは売り気配値)が105.50以上になったらいくらの値段でも良いから5枚買うという(例えば損失確定のための)注文を今週末まで有効にして発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]トリガ
[売買][トリガ価格]105.50
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]-
[数量]5枚[有効期限]週末

トリガ注文(結果A)

(結果A)
売り気配が105.50以上となり、成行注文が発注され、買いトリガの成行注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては105.53や105.48など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


トリガ注文(結果B)

(結果B)
売り気配が105.50以上とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



売りトリガ注文の例

トリガ注文

左図のように、現在の買い気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、売りトリガ注文として、実勢レート(売り注文の成立価格もしくは買い気配値)が103.50以下になったらいくらの値段でも良いから5枚売るという(例えば損失確定のための)注文を今週末まで有効にして発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]トリガ
[売買][トリガ価格]103.50
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]-
[数量]5枚[有効期限]週末

トリガ注文(結果A)

(結果A)
買い気配が103.50以下となり、成行注文が発注され、売りトリガの成行注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては103.48や103.52など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


トリガ注文(結果B)

(結果B)
買い気配は103.50以下とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



トリガ(指値)注文

トリガ注文(指値)は、受け付けた時点で注文が発注されるのではなく、実勢レートの変動を観測し、実勢レートが指定した値段もしくは指定した値段より不利な価格となったら、指値注文が発注される注文方法となります。そのため、条件を満たした後に指値注文が発注されるので、その時の相場変動が激しく指値の条件を満たさなくなってしまった場合には、注文は成立いたしません。ただし、その後の相場変動で指値の条件を満たすと成立することになります。
つまり、買いトリガ(指値)注文であれば約定もしくは売り気配が指定した値段以上になった場合に、売りトリガ(指値)注文であれば約定もしくは買い気配が指定した値段以下になった場合に、指値注文が発注されて、その条件を満たすレートで成立します。

買いトリガ(指値)注文の例

トリガ(指値)注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、買いトリガ(指値)注文として、実勢レート(買い注文の成立価格もしくは売り気配値)が105.50以上になったら106.00円以下で5枚買うという(例えば損失確定のための)注文を今週末まで有効にして発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]トリガ
[売買][トリガ価格]105.50
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]106.00
[数量]5枚[有効期限]週末

トリガ(指値)注文(結果A)

(結果A)
売り気配が105.50以上となり、106.00円以下での指値注文が発注され、買いトリガ(指値)の指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては105.53や105.48など、指値価格で指定した値段以上の価格で成立する場合がございます。


トリガ(指値)注文(結果B)

(結果B)
売り気配が105.50以上となり、106.00円以下での指値注文が発注されましたが、すぐに実勢レートが106.00円より高くなりました。106.00円より高いときにはこの指値注文は成立しませんが、106.00円以下となったときにこの買いトリガ(指値)の指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては105.98など、指値価格で指定した値段以下の価格で成立する場合がございます。


トリガ(指値)注文(結果C)

(結果C)
売り気配が105.50以上とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。


トリガ(指値)注文(結果D)

(結果D)
売り気配が105.50以上となり、106.00円以下での指値注文が発注されましたが、すぐに実勢レートが106.00円より高くなりました。注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



売りトリガ(指値)注文の例

トリガ(指値)注文

左図のように、現在の買い気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、売りトリガ(指値)注文として、実勢レート(売り注文の成立価格もしくは買い気配値)が103.50以下になったら103.20円以上で5枚売るという(例えば損失確定のための)注文を今週末まで有効にして発注します。

[商品]米ドル/円[執行条件]トリガ
[売買][トリガ価格]103.50
[レバレッジ]取引所証拠金[指値価格]103.20
[数量]5枚[有効期限]週末

トリガ(指値)注文(結果A)

(結果A)
買い気配が103.50以下となり、103.20円以上での指値注文が発注され、売りトリガ(指値)の指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては103.48や103.51など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


トリガ(指値)注文(結果B)

(結果B)
買い気配は103.50以下となり、103.20円以上での指値注文が発注されましたが、すぐに実勢レートが103.20円より低くなりました。103.20円より低いときにはこの指値注文は成立しませんが、103.20円以上となったときにこの売りトリガ(指値)の指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては103.23など、指値価格で指定した値段以上の価格で成立する場合がございます。


トリガ(指値)注文(結果C)

(結果C)
買い気配は103.50以下とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。


トリガ(指値)注文(結果D)

(結果D)
買い気配は103.50以下となり、103.20円以上での指値注文が発注されましたが、すぐに実勢レートが103.20円より低くなりました。注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。



成行注文 なりゆきちゅうもん

値段の指定がなく、市場の値動きまかせの値段で約定するのが成行注文です。市場での優先順位が最も高く、より確実に売買を成立させることができます。

成行注文の例

成行注文

右図のように、米ドル/円で売り気配があります。
この時に、いくらでも良いから5枚買うという成行注文を発注します。

(結果)
114.60で3枚、114.61で2枚約定することになります。

※相対する数量が無い場合には、一部もしくは全部が取り消される場合もございます。



IFD注文 イフダンちゅうもん

1次(If)注文が成立すると同時に、2次(Done)注文が発注することができる注文手法です。

IFD注文の例

IFD注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、103.50以下になったら5枚買うという指値注文(1次注文)と105.20以上になったら5枚売るという指値注文(2次注文)を今週末まで有効な注文として発注します。

一次(If)注文2次(Done)注文
[商品]米ドル/円
[売買]
[レバレッジ]取引所証拠金
[数量]5枚5枚
[執行条件]指値指値
[価格]103.50105.20
[有効期限]週末週末

IFD(1次)注文(結果A)

1次注文(結果A)
売り気配が103.50以下となり、買い指値注文は成立となりました。そのため、2次注文が発注されました。

※ 相場の状況によっては103.48など指定した値段以下の価格で成立する場合がございます。


IFD(1次)注文(結果B)

1次注文(結果B)
売り気配は103.50以下とならず、注文の期限を迎えたため、1次注文2次注文ともに失効となりました。


IFD(2次)注文(結果A)

2次注文(結果A)
買い気配が105.20以上となり、売り指値注文は成立となりました。

※ 相場の状況によっては105.21など指定した値段以上の価格で成立する場合がございます。


IFD(2次)注文(結果B)

2次注文(結果B)
買い気配は105.20以上とならず、注文の期限を迎えたため、2次注文は失効となりました。

※ このとき1次注文で保有した買いポジションはそのまま保有している状況となります。



OCO注文 オーシーオーちゅうもん

2つの注文をセットで発注し、一方が約定(注文成立)したらもう一方の注文が自動的に取り消される注文手法です。

OCO注文の例

OCO注文

左図のように、104.71で売りポジションを保有しており、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、103.50以下になったら5枚買うという(例えば利益確定のための)指値注文(OCO1注文)と、実勢レート(買い注文の成立価格もしくは売り気配値)が105.20以上になったらいくらの値段でも良いから5枚買うという(例えば損失確定のための)注文を今週末まで有効にして発注します。

OCO1注文OCO2注文
[商品]米ドル/円
[売買]
[レバレッジ]取引所証拠金
[数量]5枚
[執行条件]指値トリガ
[価格]103.50105.20
[有効期限]週末週末

OCO注文(結果A)

(結果A)
売り気配が103.50以下となり、買い指値注文は成立となりました。そのため、OCO2のトリガ注文は自動キャンセルとなりました。

※ 相場の状況によっては103.48など指定した値段以下の価格で成立する場合がございます。


OCO注文(結果B)

(結果B)
売り気配は105.50以上となり、成行注文が発注され、買いトリガの成行注文は成立となりました。そのため、OCO1の指値注文は自動キャンセルとなりました。

※ 相場の状況によっては105.21や105.18など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


OCO注文(結果C)

(結果C)
売り気配が103.50以下とも105.20以上ともならず、注文の期限を迎えたため、OCO1とOCO2いずれの注文も失効となりました。



IFDOCO注文 イフダンオーシーオーちゅうもん

ある注文が約定することを条件に、OCO注文を有効にさせる注文手法です。

IFDOCO注文の例

IFDOCO注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.75です。
この時に、104.70以下になったら5枚買うという指値注文(一次注文)と、105.20以上になったら5枚売るという(利益確定のための)指値注文(2次注文OCO1)と、103.50以下になったらいくらの値段でも良いから5枚売るという(損失確定のための)トリガ注文(2次注文OCO2)を今週末まで有効な注文として発注します。

1次注文2次(OCO1)注文2次(OCO2)注文
[商品]米ドル/円
[売買]
[レバレッジ]取引所証拠金
[数量]5枚5枚
[執行条件]指値指値トリガ
[トリガ価格]--103.50
[指値価格]104.70105.20-
[有効期限]週末週末

1次注文(結果A)

IFDOCO1次注文(結果A)
売り気配が104.70以下となり、買い指値注文は成立となりました。そのため、2次注文のOCO1、OCO2注文が発注されました。

※ 相場の状況によっては104.69など指定した値段以下の価格で成立する場合がございます。


1次注文(結果B)

IFDOCO1次注文(結果B)
売り気配は104.70以下とならず、注文の期限を迎えたため、注文は失効となりました。そのため、2次注文も取り消されました。


2次注文(結果A)

IFDOCO2次注文(結果A)
買い気配が103.50以下となり、成行注文が発注され、売りトリガの成行注文は成立しました。そのため、OCO1の指値注文は自動キャンセルとなりました。

※ 相場の状況によっては103.48や103.51など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


2次注文(結果B)

IFDOCO2次注文(結果B)
買い気配が105.20以上となり、売り指値注文は成立しました。そのため、OCO2のトリガ(逆指値、ストップ)注文は自動キャンセルとなりました。

※ 相場の状況によっては105.21など指定した値段以上の価格で成立する場合がございます。


2次注文(結果C)

IFDOCO2次注文(結果C)
買い気配が103.50以下とも105.20以上ともならず、注文の期限を迎えたため、OCO1とOCO2いずれの注文も失効となりました。

※ このとき1次注文で保有した買いポジションはそのまま保有している状況となります。



トレールトリガ注文

トレール開始価格に実勢レートが達するまではトリガ注文を発注し、達した際にトリガ注文を取り消してトリガ幅を取ったトリガ注文を発注し、その後の相場変動によってトリガ価格を自動的に変動させていく注文手法です。

トレールトリガ注文の例

トレールトリガ注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、103.50以下になったらいくらの値段でも良いから5枚売るというトリガ注文に、実勢レート(売り注文の成立価格もしくは買い気配値)が105.20以上になったらトレールを開始する、トレール幅は0.50であるという条件をつけて、今週末まで有効なトレール注文を発注します。

[商品]米ドル/円[数量]5枚[トレール開始価格]105.20
[売買][執行条件]トリガ[トレール幅]0.50
[レバレッジ]取引所証拠金[トリガ価格]103.50[有効期限]週末

トレールトリガ注文(経過1)

(経過1)
トレールトリガ注文を発注するとすぐに、103.50以下になったら売るというトリガ注文が発注されます。


トレールトリガ注文(経過1)

この際、実勢レートがトレール開始価格105.20に到達せず、相場の変動により103.50以下となった場合には、成行注文が発注され、売りトリガの成行注文は成立します。

※ 相場の状況によっては103.49や103.52など指定した値段とは乖離した価格で成立する場合がございます。


トレールトリガ注文(経過2)

(経過2)
実勢レートが105.20になると、103.50の売りトリガ注文は取り消され、トレール幅0.50下の104.70の売りトリガ注文が発注されます。


トレールトリガ注文(経過2)

売りトレールトリガ注文では、実勢レートがトレール開始価格から5銭刻みで値上がりした際に、それまでのトリガ注文を取り消し、実勢レートからトレール幅を取ったトリガ価格にてトリガ注文を再発注します。つまり、実勢レートに追随してトリガ価格を値上がりさせてトリガ注文を再発注します。しかし、実勢レートが値下がりした場合にはトレール価格を変動させず、再発注しません。


トレールトリガ注文(結果)

(結果)
実勢レートがトレール幅以上の下げとなり、106.42で売りトリガ注文は成立しました。



予約トレール注文

トレール開始価格に実勢レートが達した際にトリガ注文を発注し、その後の相場変動によってトリガ価格を自動的に変動させていく注文手法です。

予約トレール注文の例

予約トレール注文

左図のように、現在の売り気配は米ドル/円で1ドル=104.60です。
この時に、実勢レート(売り注文の成立価格もしくは買い気配値)が105.20以上になったらトレールを開始する、トレール幅は0.50であるという条件をつけて、今週末まで有効なトレール注文を発注します。

[商品]米ドル/円[数量]5枚[トレール開始価格]105.20
[売買][執行条件]トリガ[トレール幅]0.50
[レバレッジ]取引所証拠金--[有効期限]週末

予約トレール注文(経過1)

(経過1)
実勢レートが105.20になると、トレール幅0.50下の104.70の売りトリガ注文が発注されます。
売りトレールトリガ注文では、実勢レートがトレール開始価格から5銭刻みで値上がりした際に、それまでのトリガ注文を取り消し、実勢レートからトレール幅を取ったトリガ価格にてトリガ注文を再発注します。つまり、実勢レートに追随してトリガ価格を値上がりさせてトリガ注文を再発注します。しかし、実勢レートが値下がりした場合にはトレール価格を変動させず、再発注しません。


予約トレール注文(結果)

(結果)
実勢レートがトレール幅以上の下げとなり、106.11で売りトリガ注文は成立しました。



主な変動要因:応用知識編

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